<コラム>北京の地下鉄で整列乗車する中国人を見て驚き、「なめられてたまるか」ではうまくいかない

西村 徹也    2017年4月4日(火) 20時20分

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中国人とのコミュニケーション、「なめられてたまるか」はしんどいです。写真は上海。

ある駐在員の先輩から、「中国人スタッフとはべたべたするなよ!なめられてしまうからな!」と注意されたことがあったが、どうなのかなあ?公私混同は良くないと思うけど、十分なコミュニケーションを取ることは、業務を円滑に進める上で、とても大切なことだと思う。

日本の本社にいる時は課長だったのに、こちらに来たら「副総経理」というポジションが与えられたんで、びっくりしたよ。以前の課では部下が20人だったけど、こちらでは100人の中国人従業員を抱える工場の責任者になった。

最初は、「中国人になめられてはいけない!中国人はすぐ目を盗んで、サボろうとするから、いつも目を光らせていないとダメだ。威厳をもって厳しく指導しよう!」と思っていた。だけど、今は疲れてしまったよ。

中国人スタッフは日本から来たというので、表面的には言うことは聞いてくれるけど、心の中ではどう思っていたか分からないね。中国人は人の力量や器量を見るのは得意だから、すぐに君子か小人か(その人の徳が高いか低いか)を見分けて付き合うらしい。

新任の若い駐在員が中国人スタッフを大声で怒鳴っているのは見苦しいね。いわゆる「ポジション・インフレ」だ。まずは自分の実力を付けて、尊敬されるようになれば、みんな喜んで話を聞いてくれると思う。

日本人でも中国人でも、尊敬されること、信じてもらえること、期待されること、ほめられることはうれしいことだよ。いつも注意されたり、バカにされたり、上から目線じゃ誰も動かないよね。

駐在員のミッションは担当している支店の業績を上げることだけど、その業績は職場の人間関係の良し悪しに大きく影響を受ける。みんなのコミュニケーションが良く取れていて、喜んで仕事をするようになれば、必ず業績はアップすると思うよ。

まずは、中国人スタッフとのコミュニケーションづくりからだね。

■筆者プロフィール:西村徹也

1961年大阪府生まれ。京都外国語大学中国語科卒、大阪市立大学中国語学文学専修前期博士課程修了。NPO法人日中交流支援協会で理事長を務め、東北師範大学人文学院で日本語教師として教鞭を執っていた。吉林省「優秀外国専家」を受賞した経歴を持つ。

■筆者プロフィール:西村 徹也

1961年大阪府生まれ。京都外国語大学中国語科卒、大阪市立大学中国語学文学専修前期博士課程修了。NPO法人日中交流支援協会で理事長を務め、東北師範大学人文学院で日本語教師として教鞭を執っていた。吉林省「優秀外国専家」を受賞した経歴を持つ。

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