<写真特集>文化的雰囲気を持つ撮影の名所、上海辰山植物園

方文奇   2022年10月22日(土) 12時30分

中国のカメラマン、方文奇が、上海辰山植物園を写真と文章で紹介する。

中国のカメラマン、方文奇(ファン・ウェンチー)が、上海辰山植物園を写真と文章で紹介する。

上海市松江区にある上海辰山植物園は上海最大の植物園だ。建設工事は2007年に始まり、11年1月24日に全面的に対外開放された。中心展示区など四大機能区で構成され、敷地面積は207ヘクタールに上る。1万種以上の植物が集められており、展示面積1万2608平方メートルの展示温室はアジア最大だ。

ここでは四季を通じて植物を楽しむことができ、たとえ冬でも展示温室に入れば植物が生い茂る光景が見られる。文化的雰囲気を持つ撮影の名所であり、足を運ぶ価値のある花の展示会も開催される。

上海辰山植物園の名は、園内にある辰山にちなんで付けられた。その頂上に登ると園の全景を見下ろすことができる。20世紀に採石のため南斜面が削り取られ、そこに整備された庭園は目玉のエリアとなっている。(翻訳・編集/野谷

●方文奇(ファン・ウェンチー)

南京大学気象学部を卒業し、カナダに留学。最も早い時期に海外でeコマースを学び、帰国後に自ら会社を立ち上げた中国人留学生の1人。趣味は旅行、撮影、サッカー、芸術、文学、歴史、哲学。カメラを使って生活を記録し、中国の古い詩を用いてそのシーンを説明することも。


























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