<写真特集>日本統治時代の建物が台南の観光スポットに、「夕遊静泊行館」として公開

蕭文彬   2016年10月12日(水) 15時10分

台湾南部の台南市に「夕遊静泊行館」という名の観光スポットがある。ここを現地出身のカメラマン、蕭文彬がカメラに収めた。

台湾南部の台南市に「夕遊静泊行館」という名の観光スポットがある。ここを現地出身のカメラマン、蕭文彬(シャオ・ウェンビン)がカメラに収めた。

「夕遊静泊行館」は日本統治時代に建てられた建物を活用した施設で、昭和天皇が皇太子時代に台南を視察された際、お泊りになったこともある。戦後は製塩会社(台塩実業)の従業員宿舎として使われていた。屋根瓦の古い木造建築に緑が美しい庭園。中に足を踏み入れると台湾にいることを忘れてしまいそうだ。(編集/野谷

●蕭文彬(シャオ・ウェンビン)

1956年生まれ。幼少時代は貧しい家庭に育つ。父の「家族写真を撮るためカメラを借りたい」との申し出を親戚が断ったことが、プロのカメラマンを目指すきっかけとなった。初めて手に入れたカメラは中古のペンタックス。これにより、本格的な撮影技術の学習をスタートさせる。現在は台湾南部を代表するカメラマンとして中華南群撮影学会理事長や台南市撮影学会の副理事長を務める。2015年12月には台南市の新光三越で個展を開催した。

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