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カナダのカーニー首相は1日、中国の習近平国家主席との会談について、両国関係における「転換点」となり、両国間の長年の緊張が緩和されることを期待していると述べた。
仏RFIの中国語版サイトによると、カナダのカーニー首相は1日、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席との会談について、両国関係における「転換点」となり、両国間の長年の緊張が緩和されることを期待していると述べた。
両国首脳は10月31日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議が開かれている韓国・慶州で会談した。両国首脳間の公式会談は2017年以来。カーニー氏によると、習氏は会談で「最近、中加双方の共同努力により、両国関係は正しい軌道に戻りつつある」と述べた。カーニー氏は記者団に対し、習主席の招待に応じて「来年初め」に中国を訪問すると述べた。
両国関係は、カナダが18年に中国通信機器大手の幹部を逮捕し、中国が報復としてカナダ人2人をスパイ容疑で拘束して以来、急速に冷え込んだ。カーニー氏が今年7月、中国から輸入する鉄鋼製品に25%の追加関税を課すと発表すると、中国は8月、カナダ産キャノーラ輸入に75.8%の関税を課すと発表した。
カナダは、トランプ米大統領の関税攻勢に対応するため中国との関係緩和を試み、中国との協力再開に意欲を示している。トランプ氏は先ごろ、カナダ製品への関税をさらに10%引き上げ、すべての貿易交渉を打ち切ると発表していた。(翻訳・編集/柳川)
CRI online
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