トランプ米大統領、韓国の原子力潜水艦建造を承認=韓国ネット「本当に実現するのか?」

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30日、韓国・News1は、トランプ米大統領が「韓国の原子力潜水艦建造を承認した」と明らかにしたと報じた。李在明大統領のXより

2025年10月30日、韓国・News1は、米国のドナルド・トランプ大統領が「韓国の原子力潜水艦(原潜)の建造を承認した」と発表したと伝えた。

記事によると、トランプ氏は自身のソーシャルメディア 「Truth Social(トゥルースソーシャル)」に「われわれ(米韓)の軍事同盟はかつてないほど強力だ。これを基盤に、韓国がこれまでの旧式で機動性の低いディーゼル潜水艦ではなく、原子力潜水艦を建造できるよう承認した」と投稿した。

これは、29日に韓国・慶州(キョンジュ)で行われた米韓首脳会談で、李在明(イ・ジェミョン)大統領が「原子力潜水艦の燃料供給に関して米国の決断をお願いしたい」と要請したことを受けてと見られ、わずか1日足らずで応じた形となった。

記事は「原子力潜水艦の導入は韓国軍が長年望んできた案件であり、韓国政府は米韓原子力協定の改定を含め、米国との安全保障交渉でこの議題を繰り返し提起してきた」とし、「トランプ氏は会談時も肯定的な姿勢を示していた」と伝えた。

さらに、29日、米韓の関税交渉が妥結したことを踏まえ、トランプ氏は同投稿で「米国が課した関税を引き下げる代わりに、韓国は3500億ドル(約54兆円)を支払うことに合意した」と述べた。加えて韓国は米国産の石油やガスを大量に購入することにも同意したとして、「韓国企業や富裕層による対米投資は6000億ドル(約91兆円)を超えるだろう」と強調した。

これについて韓国のネットユーザーからは「李大統領は大統領としての仕事をよくやってくれる」「本当に承認を引き出すとはすごい」「ついに原潜を造れるのか。歴史的な一歩だ」「原潜を持てれば、韓国の海軍の力は格段に上がる。北朝鮮にも中国にも大きな抑止力になる」などの声が上がった。

一方で、「SNSでの発表なんて、本当に実現するのか疑問」「米国議会やIAEA(国際原子力機関)が認めるのか?まだ長い道のり」「トランプ氏が言うことはいつも派手だが、どこまで現実的なのか分からない」「トランプ氏なら明日には『取り消した』と言いかねない」「3500億ドルの投資って…そんな約束して大丈夫?」「結局米国の利益になる取引に見える」などの声も見られた。(翻訳・編集/樋口)

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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