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27日、環球時報は、中国がビザ免除入国政策を拡大することで、中国旅行の魅力が高まっているとする米メディアの報道を紹介した。
2025年10月27日、環球時報は、中国がビザ免除入国政策を拡大することで、中国旅行の魅力が高まっているとする米メディアの報道を紹介した。
記事が紹介したのは、米国の旅行系メディア「トラベル・アンド・ツアー・ワールド」の25日付文章。文章は今年7〜9月における中国の出入国者数が前年同期比12.9%増の1億7800万人に達し、このうち外国人観光客の出入国が同22.3%増の2013万4000人と大きな伸びを見せたと伝えた。
そして、外国人増加の最大の推進力がビザなし入国者にあるとし、同期間にビザなしで入国した外国人は同48.3%増の724万6000人で入国外国人全体の72.2%を占めたと紹介した。
文章は、中国でのインバウンド客急増を「世界の観光業における転換点」と形容した上、ビザなし入国者数の継続的な増加は中国が旅行先として高い魅力を保っていることを裏付けていると指摘。万里の長城、故宮、兵馬俑といった伝統的な名所だけでなく、新しい観光スポットも人気を集めているとしたほか、観光にとどまらず文化交流やビジネス、家族訪問、レジャー活動と訪中の目的が多様化していることも伝えた。
さらに、外国人観光客の増加は北京、上海といった主要都市だけでなく、武漢や深センなどの他の都市にも経済効果をもたらしており、ホテル、観光、エンターテインメント、旅行交通などさまざまな分野から地域経済の変革に貢献していると評した。
その上で、観光インフラへの投資が増加することで、関連地域の観光産業規模は5〜7年で倍増するという専門家の予測を紹介。中国がビザ免除政策適用国を増やし、観光地としての魅力を高める努力を続ける中、中国の観光産業は今後数年間でさらに成長するとの見通しを示した。(編集・翻訳/川尻)
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