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14日、台湾メディア・自由時報は、自民党の高市早苗総裁がSNS上で台湾に感謝のメッセージを発信したと報じた。写真は台湾。
2025年10月14日、台湾メディア・自由時報は、自民党の高市早苗総裁がSNS上で台湾に感謝のメッセージを発信したと報じた。
記事は、今月4日に自民党総裁に選出された高市氏に対して、台湾の頼清徳(ライ・チンダー)総統や蔡英文(ツァイ・インウェン)前総統などからSNSを通じて祝福が寄せられたものの、高市氏は直接リポストすることは避けていたと伝えた。
そして、高市氏が13日にXに投稿し、特定の人物をハッシュタグにつけることなく「自民党総裁就任にあたり温かい祝賀メッセージを心から感謝します。日本にとって台湾は基本的価値観を共有し、緊密な経済関係と密接な人的往来を持つ極めて重要なパートナーであり、貴重な友人です。日台間の協力と交流がさらに深まることを心より期待します」とのメッセージを発信したと紹介している。
また、9日には日本の超党派議員団体「日華議員懇談会」による国慶祝賀団が訪台し、頼総統に高市氏からの書簡を手渡したと報じられているものの、その内容は公表されていないとした。
記事は、高市氏が自民党総裁就任から10日を経た現在、連立政権を26年間維持してきた公明党が突然離脱を宣言するなどの圧力に直面していると指摘。公明党の斉藤鉄夫代表が自民党に「決別」を伝えた党首会談前日に、呉江浩(ウー・ジアンハオ)駐日中国大使と面会していたとの情報を紹介した。
その上で、9日に国会で開かれたモンゴル人権団体による国際フォーラムで、高市氏は自民党有志による「南モンゴルを支援する議員連盟」会長として中国政府の内モンゴル自治区における人権侵害への強い懸念を示すメッセージを送信したことに中国側が強く抗議しており、公明党の連立離脱決定に何らかの影響を及ぼした可能性を示唆している。(編集・翻訳/川尻)
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