中国でチョン・イー（成毅）主演の「天地剣心」、レオ・ロー（羅雲熙）主演の「水龍吟」がそれぞれ配信秒読み状態に入り、新たな数字争いが注目されている。

10月末の配信が見込まれていたチョン・イー主演のファンタジー時代劇「天地剣心」（当初の「狐妖小紅娘・王権篇」から変更）は10月20日に愛奇芸（iQiyi）で配信をスタートすると報じられた。レオ・ロー主演のファンタジー時代劇「水龍吟」も現在のところ、28日あるいはそれ以前の配信予定が伝えられている。

「天地剣心」は日本でもアニメ版「縁結びの妖狐ちゃん」が放送された中国の漫画作品「狐妖小紅娘」を実写化する3部作の3作目。前2作は映画・ドラマ情報サイトの豆瓣（douban）のユーザー評価がそれぞれ5．0点、6．3点といまいち振るわなかったが、チョン・イーとリー・イートン（李一桐）のコンビが挽回できるかどうか注目される。

「天地剣心」の愛奇芸での視聴予約数は400万を突破し、レオ・ローの「水龍吟」は芒果TV（マンゴーTV）と咪咕視頻（Migu Video）を合わせた視聴予約数が480万に達しており、いずれも人気の高い作品となっている。

さらに、ゴン・ジュン（龔俊）主演の武侠ドラマ最新作「暗河伝」も優酷（YOUKU）で20日あるいはその前後の配信開始が報じられている。ファンタジー作品の一騎打ち、または人気俳優の三つどもえの争いが繰り広げられるのか、期待を集めている。（Mathilda）