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8日、香港メディア・香港01は、中国サッカープロ2部リーグ「中甲リーグ」で、外国人選手が押されてピッチ外の広告看板に頭をぶつけて頸椎を骨折する事故があったと報じた。
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2025年10月8日、香港メディア・香港01は、中国サッカープロ2部リーグ「中甲リーグ」で、外国人選手が押されてピッチ外の広告看板に頭をぶつけて頸椎(けいつい)を骨折する事故があったと報じた。
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記事は、5日に広西チワン族自治区で行われた中甲リーグ第25節の広西平果国晶―重慶銅梁龍で、広西平果の外国人MFサミュエル・アサモアが背中を向けてボールをキープしていた際、重慶銅梁の張志雄(ジャン・ジーシオン)に側後方から突き飛ばされて頭部をピッチ外のLED広告スクリーンに打ち付けたと紹介。試合会場内に救急車が入場したと伝えた。
病院に搬送されたアサモアを診察した医師らは、第5頸椎骨折を伴うC2からC6までの椎体の脱臼および骨折があり、神経圧迫によって四肢麻痺のリスクが存在すると診断した。
広西平果は8日に通知を発表し、アサモアの手術が順調に終わったことを報告。著名な脊柱整形外科医師の執刀による手術を終えて現在回復中で、身体状態は安定しているとしたほか、回復過程については今後適切な時期に公表すると表明した。
記事は一方で、中国サッカー協会(CFA)が8日に公式サイトで今回の事故を含む審判員の評価に関する文章を発表。今回の件は張志雄のラフプレーに起因するものの、深刻なファウルまたは暴力行為の程度には達しておらず、レッドカード提示には及ばないと判断するとともに、アサモアの負傷には偶発的な要因があると見なした。
また、LED広告板設置位置については、ピッチのサイドラインから3メートル以上という国際標準および中国甲級リーグの関連規定要求に合致しており、問題はなかったとの認識を示した。
アサモアはトーゴ出身の31歳で、トーゴ代表の経験を持つ。今季より広西平果に加入し、23試合に出場して1ゴール2アシストを記録していた。(編集・翻訳/川尻)
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