中国の女優モン・ズーイー（孟子義）がドラマ撮影中に背後から長いベールを踏まれて転倒した様子を撮った動画がネットに登場し、心配の声が集まった。

昨年ヒットした時代劇ドラマ「九重紫」の主演コンビ、モン・ズーイーとリン・ユンルイ（李昀鋭）の再共演でも話題の「尚公主」は8月末にクランクイン。8日、撮影中にモン・ズーイーが純白の長いベールを背後にいた俳優に踏まれて激しく転倒する様子を捉えた動画がネットに登場した。

動画では、後ろに引っ張られたモン・ズーイーの首が大きく曲がっているのが分かる。ネットユーザーからは「必ず頸椎（けいつい）の検査を」「痩せすぎているのでダメージが大きそうだ」などとモン・ズーイーを心配する声や、周囲のスタッフの不注意を批判する声が多く集まっている。モン・ズーイーのマネジメント側は8日、このアクシデントについて、すぐに病院で検査を受けて無事を確認したことをSNSの微博（ウェイボー）に声明文を投稿して発表した。

モン・ズーイーも同じく8日、「私は無事です！心配しないでね。子供の頃からよく転ぶのでとても頑丈なんです」とウェイボーに投稿し、すでに撮影を再開していることを報告。ベールを踏んだ共演者の俳優ウー・ハンクン（呉漢坤）もウェイボーで謝罪し、さらにモン・ズーイーの寛大な対応やスタッフの心遣いへの感謝の言葉を投稿。これに対し、モン・ズーイーが「もう元気いっぱいなので大丈夫よ」とコメントを返している。（Mathilda）