中国の人気俳優ケニー・リン（林更新）とチョン・イー（成毅）が時代劇「両京十五日」の撮影現場で合流したところが確認され、ネットで話題となっている。

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ドラマがクランクインしたのは9月29日だが、チョン・イーは一足早く21日に江蘇省無錫にあるロケ地に到着。しばらくケニー・リンの姿が見当たらず共演説を疑う声が上がっていたが、今月2日に水中シーンの撮影で2人の姿が確認され、疑問が解消された。

この日に撮影されたのは、皇太子の朱瞻基（チョン・イー）が船の爆破で水中に投げ出され、捕り手の呉定縁（ケニー・リン）に救助される場面。隣接する建物の屋上に待機していたパパラッチに写真を撮られ、ネットに流出した。

また、この頃になって2人が2024年末開催の「騰訊視頻（テンセントビデオ）星光大賞」（中国最大のIT企業・騰訊＜テンセント＞主催の芸能界総まとめビッグイベント）の授賞式で歓談する様子がネットに出回り、この時すでに共演の話をしていたのではないかと推測された。

このほか、メガホンを握るチャン・リー（張黎）氏がチョン・イーの出演説が浮上した翌月に、「生まれつきのビジュアル」「並外れた脚本の読解能力」「優れた表現力」がいい俳優の三つの基準であるとの意見を述べ、この尺度でチョン・イーを朱瞻基役に抜てきしたと思われた。

07年の大河ドラマ「大明王朝～嘉靖帝と海瑞～」を手掛けた名監督のチャン・リー氏と、実力派俳優のチョン・イーとケニー・リンらのタッグで生まれる「両京十五日」に大きな注目と期待が寄せられている。（翻訳・編集/RR）