中国独自開発の有人飛行船「祥雲」、高原地域で初の低空飛行に成功

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9月29日、中国南西部の貴州省関嶺地区で中国が独自開発した有人飛行船「祥雲」AS700の初めての飛行が行われ、高原地域の低空環境での安定性と安全性の検証が行われました。

9月29日、中国南西部の貴州省関嶺地区で中国が独自開発した有人飛行船「祥雲」AS700の初めての飛行が行われ、高原地域の低空環境での安定性と安全性の検証が行われました。

「祥雲」AS700は、中国航空工業集団の特殊飛行機研究所が、国内外の低空域観光市場の需要に対応するために開発した民間用の有人飛行船です。適航基準に基づいて独自開発され、完全な知的財産権を有する中国初の有人飛行船となっています。最大航続距離は700キロメートル、最大飛行時間は10時間に達し、独自の推力ベクトル同期サーボ制御技術により、直径150メートルの簡易な場所でも短距離や垂直の離着陸が可能です。

今回の飛行は、貴州省関嶺地区の標高1200メートル地点で実施され、標高1000メートルを超える高地における低空飛行は今回が初めてとなります。今回得られた環境適応データと高原での飛行パラメーターは、「祥雲」AS700が中国西南部の低空域で適応できることを実証するとともに、今後の改良やバージョンアップを進めるものとなっています。さらに、将来的には災害救援や空中監視など幅広い分野への応用や、個別に対応した飛行支援の実現に向けた基盤を築くことが期待されています。(提供/CRI

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