焼肉店が二重価格、「よそ者」は地元民より高く―中国

Record China    
facebook X mail url copy

拡大

中国・陝西省延安市の焼肉店で「二重価格」が設定されていたとして物議を醸している。

(1 / 2 枚)

中国・陝西省延安市の焼肉店で「二重価格」が設定されていたとして物議を醸している。中国メディアの南方都市報などが27日に報じた。

その他の写真

記事によると、先日、あるネットユーザーがSNSに動画を投稿し、市内の「浪子焼肉店」が客の言葉のなまりによって異なるメニューを使っていると告発した。同ユーザーによると、地元客用のメニューには安い値段が、いわゆる「よそ者」用のメニューには高い値段が記されていた。

ヒツジのモツは10元(約210円)、おこげは11元(約230円)高かったといい、総額で59元(約1230円)も差があったという。動画の中で問い詰められた店側は「他の人はみんな地元の常連客で、時々割引してあげている」などと釈明していた。


地元の市場監督管理局は「調査の結果、同店が同じ料理に異なる価格を設定していたことが確認された。関連する法律法規に違反し、消費者の合法的権益を侵害している疑いがある」と発表。同店は即時営業停止となり、是正措置を講じるよう命じられた。

中国のネットユーザーからは「また二重価格か」「観光都市ではよくある」「悪徳すぎる」「誠意なんてこれっぽっちもない」「消費者の正当な権利を侵害している」「是正要求だけじゃ足りない。徹底的に調べよ」「つぶれたとて自業自得」といった声が上がった。

こうした事例は過去にも起きている。今年8月には内モンゴル自治区の火鍋店が、地元客に198元(約4100円)で提供していた肉を遠方から来た観光客には298元(約6200円)で提供していたことが発覚した。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携