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北京で渡り鳥がビルのガラス壁面に衝突し死亡しました。
中国の南方では渡り鳥の飛来シーズンに入り、北京を経由して南下する渡り鳥がますます増えています。北京市民の房さんは先ごろ、北京市内の朝陽区にあるビルの階下で、14羽の鳥が横たわっているのを発見しました。うち2羽はしばらくして飛び去りましたが、残り12羽はすべて死んでしまいました。
専門家によると、これらの鳥は飛行中にビルのガラス壁面に衝突して死んだとのことです。天気の良い日には、ガラスに空が映り込むことが多く、鳥は空なのか、ガラスなのか見分けがつかず、飛ぶスピードも速いため、誤ってガラス壁面に衝突して死んでしまうことがたびたび発生しているとのことです。今回死んだ鳥はいずれもチョウセンメジロで、中国の国家2級保護動物でした。
このシーズン、北京では渡り鳥が多いことを考慮し、房さんはビルの管理側に鳥の衝突防止対策を強化するよう求めました。房さんの要望を受けたビル管理側は、鳥の衝突防止について積極的に検討しましたが、ビル全体に衝突防止フェンスなどの設備を増設する場合、外観を損なうだけでなく、コストもかかることが懸念されています。
専門家に相談した結果、ビルのガラス壁面に衝突防止ステッカーを貼ることになりました。このシールには5センチほどの間隔で白いドットが印刷されており、鳥が認識できるので、ガラス壁面にむやみに衝突することを回避できるとみられています。ビル管理側はすでに、光の反射が目立つビルの2階ガラス壁面に一部のステッカーを貼り付けています。
ガラス壁面は渡り鳥の「隠れた脅威」であり、多くの鳥が衝突で命を落としています。中国のネット上では、関連する話題が熱い議論を巻き起こしており、注目されています。(提供/CRI)
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