日本旅行に行く前に忘れずにやっておくべきこと―台湾メディア

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29日、台湾メディア・聯合新聞網は、日本旅行に詳しい台湾のインフルエンサーが、日本と台湾の感染症の状況について紹介したことを報じた。写真は成田空港。

2025年9月29日、台湾メディア・聯合新聞網は、日本旅行に詳しい台湾のインフルエンサーが、日本と台湾の感染症の状況について紹介したことを報じた。

記事は、日本の旅行情報に詳しいインフルエンサーの林氏璧(リン・シービー)氏が、日本への旅行を計画している人々に向け、最近の日本と台湾の感染症の流行状況の違いを整理し、注意を促したと紹介。最近の日本では新型コロナが、台湾ではインフルエンザが流行しており、日本旅行の際には医療保障付きの旅行保険に加入することを忘れないよう呼び掛けたと伝えた。

林氏は日本について、昨冬に1999年以来の記録的な大流行があったインフルエンザは現在低いレベルで推移している一方、約半年に一度のペースで流行の波が来る新型コロナはこの夏にも流行があり、NB.1.8.1が主な流行株だと紹介。現在は流行のピークにあり、これから減少に転じる可能性が高いと予測した。

また、台湾についてはインフルエンザが1年を通じて一定レベルで流行しており、これまで主流だったH1N1に代わり、H3N2型の割合が徐々に増加する傾向にあると指摘。記事は、林氏の見立てを裏付けるように台湾疾病管理署長や台湾大学医学部の教授が「台湾でH3N2への流行株の転換が起きており、秋冬に大きな流行が来る可能性がある」と警告し、10月1日にスタートするインフルエンザワクチン接種を呼び掛けていることを紹介した。

林氏はさらに、今夏は台湾でも新型コロナに感染の流行が発生し、現在台湾では低い水準に落ち着いているものの、日本以外にも韓国、米国、カナダなどで流行がピークになっているなど、世界的な陽性率が上昇傾向にあるとも解説。日本旅行を計画する人に対し、日本で病気になった際に請求される高額な医療費に備えて医療保障付きの旅行保険に加入することを「出かける前にやっておくべき」とした。(編集・翻訳/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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