中国北東部で「瀋白高速鉄道」が開通、地域経済活性化に期待

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遼寧省の省都・瀋陽と観光地として知られる長白山を結ぶ「瀋白高速鉄道」が運行を始めました。

中国北東部に位置する遼寧省の省都・瀋陽と観光地として知られる長白山を結ぶ「瀋白高速鉄道」が9月28日、正式に運行を始めました。

この路線は瀋陽北駅を起点に、遼寧省の瀋陽市と撫順市、吉林省の通化市と白山市を経て、長白山駅に至ります。全長は430キロメートルで、今年開通した路線の中では初の400キロメートルを超える長距離の高速鉄道となります。設計上の最高時速は350キロメートルで、開業当初は毎日64本の列車が運行される計画です。

高速鉄道の開通により、中国東北地区の高速鉄道網が一段と充実することになります。これまで高速鉄道が通っていなかった撫順市、通化市、白山市の3都市が新たにネットワークに組み込まれ、遼寧省や吉林省東部から首都圏の北京市・天津市・河北省への移動時間が大幅に短縮されます。これにより地域経済の質の高い発展が期待されます。

特に撫順市は、新中国成立後に重要な石炭の生産基地として発展しましたが、100年以上の採掘で資源が枯渇し、「資源枯渇型都市」の一つに指定されています。今回の高速鉄道の開通により、撫順から瀋陽までの移動はわずか20分となり、年間で200万人の新たな利用が見込まれています。これにより、地元で計画されていた経済振興、いわゆるサービス経済、シルバー経済や健康・介護産業が具体的に進み、地域活性化につながると期待されています。(提供/CRI

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