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9月25日、習近平国家主席らが出席し「新疆ウイグル自治区成立70周年慶祝大会」がウルムチで華やかに開催された。街には慶祝ムードがあふれている。(CCTVより)
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9月25日、習近平国家主席らが出席し「新疆ウイグル自治区成立70周年慶祝大会」がウルムチで華やかに開催された。中国中央テレビが80分にわたり生中継した。街には慶祝ムードがあふれている。新疆ウイグル自治区は1955年10月1日に成立した。誰もが驚くほどの大発展を遂げている。
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筆者が初めて新疆を訪れたのは1982年、北京~ウルムチ便は週に2便しかなかった。ウルムチに高いビルは殆ど無く、自動車は少なく、駱駝が荷物を運び、道端で羊が放牧されていた。それが今では北京~ウルムチ便は一日10便以上あり、高層ビルが林立し、自動車があふれ、地下鉄が走り、超大型トラックが物資を大量輸送し、街には商店が軒を連ねている。
初めてクチャへ行ったのは1986年、ウルムチから未舗装の悪路を激しく揺られながら2日かかった。それが今では1時間のフライトで行ける。カシュへ初めて行ったのは1987年、南新疆へ行くのは大変だった。それが今では沙漠縦断道路が3本も通り、タクラマカン沙漠一周鉄道も開通した。初めてミンフゥンを訪れたのは1988年、人々の生活は豊かではなかった。それが今では新疆各地に物があふれ、誰もが豊かな生活をしている。
新疆は人気観光地になった。国内外からの観光客があふれている。7月、大阪万博・中国館で「新疆ウィーク」が開かれた。テーマは「開かれた新疆、美しい新疆、未来の新疆」。開幕式で新疆政府代表団団長の王建新党常務委員らが自信あふれた挨拶、新疆紹介映像がながれ、特産品が展示され、民族舞踊が披露され、盛んな拍手に包まれた。
新疆については一部でネガティブな情報も流れているが、自ら訪れ自身の目と足で真実の姿を確かめることが重要ではと思う。新疆ウイグル自治区は「一帯一路」の要衝として、今後も発展しつづけるだろう。人々の生活は更に豊かになるだろう。筆者は「新疆ウイグル自治区」成立70周年祝賀・大型写真集『輝煌70年 奮進新征程』出版式と「五星出東方利中国」発見30周年記念講演などで近々新疆を再訪する。(撮影:楊新才氏)
■筆者プロフィール:小島康誉
浄土宗僧侶・佛教大学内ニヤ遺跡学術研究機構代表・新疆ウイグル自治区政府文化顧問。1982年から新疆を150回以上訪問し、多民族諸氏と各種国際協力を実施中の日中理解実践家。
ブログ「国献男子ほんわか日記」
<新疆は良いところ>小島康誉 挨拶―<新疆是个好地方>
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