中国の女優リー・イートン（李一桐）が主演を務めるドラマが10月に2作品が相次いで配信されるのではないかと期待を集めている。

10月に配信の見込みとなっているリー・イートン主演のドラマは、チョン・イー（成毅）と共演したファンタジー時代劇「狐妖小紅娘・王権篇」とツォン・シュンシー（曾舜晞）とドン・ウェイ（鄧為）との共演作となる時代劇「雲秀行」の2作品。人気シリーズ第3弾で、シリーズの最後を飾る「狐妖小紅娘・王権篇」はこのほど、10月末の配信に向けて本格的な宣伝活動のスタートが報じられた。

「雲秀行」は2023年10月にクランクアップした作品で、丸2年を経て配信を迎えることになる。日本の人気小説で漫画・アニメ化もされた「彩雲国物語」を実写化する作品だが、著作権問題が報じられてタイトルも変更するなどトラブルが続き、昨年も数回にわたって配信情報が持ち上がったものの延期を繰り返してきた。

中国のSNS・微博（ウェイボー）の「雲秀行」公式アカウントは25日、2分半の予告動画を公開し、メインキャストの顔ぶれをアナウンス。この情報解禁によって、配信に向けて大きく動きだした。配信時期は10月初旬か、もしずれ込むとしても11月初旬にスタートすると予測されている。

「雲秀行」は名家に生まれながら貧乏暮らしのヒロイン紅秀麗が私塾の女性教師から初の女性官吏に昇進し、国王と共に戦乱を鎮めて国の繁栄を築くサクセスストーリー。予告編ではリー・イートンとツォン・シュンシー、ドン・ウェイのコミカルな展開の三角関係も公開されている。（Mathilda）