中国の俳優アレン・レン（任嘉倫）の最新作となる刑事サスペンスドラマ「深淵遊戯」がメインキャストの顔ぶれを初公開した。

OTTサービス・愛奇芸（iQiyi）の2026年新作リストに登場している「深淵遊戯」が25日、ティザーポスターを初公開。同時に、アレン・レンはじめ俳優チン・ジュンジエ（秦俊杰）らキャストの一部が公開され、2人のダブル主演作品になるとみられている。

かねてから話題が浮上していた「深淵遊戯」だが、アレン・レンはこのほど中国のSNS・微博（ウェイボー）で髪を短く刈り込んだ姿を公開。「深淵遊戯」のクランクインが近いことを示すこの姿は、それまでの長めの金髪から一気にイメージが変わったことでファンを驚かせていた。

なお、「深淵遊戯」ではタン・ソンユン（譚松韻）との再共演があるのではないかと、こちらもかねてから話題になっていた。アレン・レンとタン・ソンユンは20年にヒットした時代劇ドラマ「花様衛士〜ロイヤル・ミッション〜」で共演。有効再生回数が2年で100億回を突破した同作はそれぞれのブレーク作となったが、その後も5年にわたって再共演を望む声は途絶えず、「深淵遊戯」に期待が集まっていたが、第1弾のキャスト一覧には登場していない。

「深淵遊戯」は未解決の強姦殺人事件とその事件の内容に酷似したネット小説「深淵」や事件の手がかりが発見された化学工場の事故とのつながりを新人刑事「李成」らが追うスリリングな展開が描かれる。（Mathilda）