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香港メディアの香港01は、韓国に個人旅行をした場合にはタクシーを利用することが多いが、旅行者は乗車拒否をされる場合があるとして、その理由と対策を紹介する記事を発表した。写真は韓国首都のソウルで撮影。
香港メディアの香港01は、韓国に個人旅行をした場合にはタクシーを利用することが多いが、旅行者は乗車拒否をされる場合があるとして、その理由と対策を紹介する記事を発表した。以下は同記事の主要部分を再構成したものだ。
韓国へ自由旅行に出かけた旅行者の多くは配車アプリとして、ウーバー(Uber)や韓国企業が運営するカカオ(Kakao)を利用する場合があるが、タクシーが到着しても運転手に乗車を拒否される場合がある。
ある旅行系インフルエンサーはこのほど、韓国でタクシーの運転手に乗車拒否され、その原因も分かったとフェイスブックに投稿した。
配車アプリでタクシーを呼んだところ、到着したタクシーの運転手がこちらを一目見るなり「乗せられない」と告げ、初乗り料金を求めた。それ以上には言葉が通じないので困ったが、親切なネットユーザーのおかげで荷物が多すぎてLPG車のトランクに収まらないことが乗車拒否の理由と分かったという。
韓国では政策とコストの観点から、タクシーの多くがLPG車だった。LPG車は燃料タンクが後部トランクに設置されているためにガソリン車よりも収納スペースが大幅に狭く、通常は28インチの大型スーツケース1個と小さな手荷物でほぼいっぱいになる。そのため、乗客がそれ以上に大きな荷物を持っている場合、運転手は乗車を断らざるを得ないことが多い。近年は電気自動車(EV)タクシーの導入が進んでいるが、旧式のLPG車のタクシーは今も走っている。
ある人は、家族3人で24インチのスーツケースを3個持っていたため、LPG車に乗れず2台に分乗して空港へ向かったという。また、釜山から宿泊先へ向かう際に荷物を無理に詰め込んだ結果、ドライバーに文句を言われ続けたという投稿もある。
経験者によれば、、電動車を呼べば荷物問題はある程度解決できるが、トランクの容量には限界があるため、ベビーカーや大型荷物が3個以上ある場合は、「タクシーXL(Taxi XL)」やホテル手配の送迎車を利用するのがよいという。「Taxi XL」とは、韓国の配車アプリのKakaoが提供する大型車を利用するためのオプションで、ミニバンやSUVなどの車内が広い車を手配してもらえる。このような方法で、客側にしても運転手側にしても「人は乗りたい乗せたいが、荷物が積み込めない」という困った事態を避けられるという。(翻訳・編集/如月隼人)
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