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中国の石油大手である中国石油天然気集団が9月25日、国内で単体設備として処理規模が最大となる天然ガス精製プラントが四川省資陽で建設が完了して操業を始めたと発表しました。
中国の石油大手である中国石油天然気集団(CNPC)が9月25日、国内で単体設備として処理規模が最大となる天然ガス精製プラントが四川省資陽で建設が完了して操業を始めたと発表しました。これにより、地域経済の発展と冬の電力需要ピークへの対応に対し、堅固なクリーンエネルギー供給が確保されています。
天然ガス精製プラントは、硫黄含有量の多い天然ガスを精製処理するための重要な施設です。今回操業を開始した資陽天然ガス精製プラントの単体設備は、1日の処理能力が720万立方メートルに達し、最大日間処理量は1440万立方メートルで、国内で同種設備の処理能力として新記録を作りました。
同設備では、中国が完全な自主的知的財産権を有する精製プロセスと特許溶剤が初めて応用され、主要設備の国産化率は100%に達しています。従来の精製プラントと比較して、投資コストは30%削減され、全体の運営効率は37%以上向上しました。
さらに、プラントには太陽光発電、排圧発電など、多様な新エネルギー技術が統合・導入されており、年間で3700万キロワット時以上の節電、2万トン以上のCO2排出削減につながり、これは100万本以上の植樹に相当する効果とみられています。
今年末までに、資陽天然ガス精製プラントは10億立方メートルの天然ガスを処理する見込みで、中国の深層天然ガス田の生産能力を効果的に活性化し、中国のエネルギー構造の最適化とグリーン・低炭素発展の進展にとって重要な意味を持つということです。(提供/CRI)
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2025/9/25
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