「誰も席を譲ってくれなかったので…」日本の電車内での中国人女性の行動に賛否

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中国のSNS・小紅書(RED)に「日本の電車の優先席で誰も譲ってくれなかった」との投稿があり、反響を呼んだ。

中国のSNS・小紅書(RED)に「日本の電車の優先席で誰も譲ってくれなかった」との投稿があり、反響を呼んだ。

妊娠中だという投稿者の女性は「日本の電車で妊婦が優先席に座れない時はどうするか」「マタニティマーク(妊婦であることを周囲に知らせるもの)を付けていても席を譲ってもらえない場合は、自分で見つけるしかない」とし、自身の体験を振り返った。

女性は「今朝、優先席はすべて埋まっていた。前を見ると(優先席に)3人座っており、高齢女性2人のうち1人は目を細め、もう1人はスマホを見ていた。そしてもう1人は若い女性で、スマホを見ていた。しばらく待ったけど誰もマタニティマークに気付かず。次の駅でさらに乗客が増えてきたので、スマホに短いメッセージ(妊婦なので席を譲ってほしいという内容)を入力して『すみません』と言ってその若い女性に見せると、すぐに立ち上がってくれた。私は『ありがとうございます』と感謝を伝えて座った」とつづった。

その後、ある駅で隣の高齢女性が降りて行ったものの、投稿者の女性と席を譲ってくれた若い女性のやり取りを見ていた周囲の人は座らず。別の駅で新たに乗ってきた、においが強めの香水を付けた女性が投稿者の女性の隣に座った。「彼女は化粧ポーチを取り出してずっと化粧をし、化粧品の音がカチカチと響いていた」という。

投稿者の女性は「先ほど席を譲ってくれた若い女性が少し気まずそうにしているのを見て、やはりこの化粧をしている女性より彼女の方がずっと良い人だと感じた。私が降りる時、その若い女性はまだ降りていなかったので、もう一度“Thank you”と声を掛けた。すると、彼女も少し笑顔を見せ、気まずさも和らいだように見えた。彼女が今日一日、良い気分で過ごせますように」と振り返った。

そして、日本のネット掲示板で見たやり取りとして、ある妊娠中の女性が電車で誰も席を譲ってくれなかったと不満を投稿したところ、別のユーザーから「譲ってほしいのならなぜ自分から声を掛けないのですか?自分で相手に伝えずにネット上で不満を言っても何の意味もありません」との指摘が寄せられていたことを例に挙げ、座りたい場合は自分から声を掛けるべきとの見方を示した。

この投稿に、主に日本で生活するユーザーからコメントが寄せられており、「相手の子はあなたに何か借りでもあるの?(泣)」「こういう時に狙われるのはいつも若い女の子なんだよね」「相手の(席を譲ってくれた)女の子も必ずしも元気じゃなかったかもしれない。日本の女性は自分は生理痛だとか言ったりしないから」「『譲ってほしいなら自分から言え』というなら、このマークの意味は?」といった否定的な声がある一方、「投稿者は礼儀正しいと思う。確かにマタニティマークを付けていても譲ってもらえるとは限らない。(声を掛けても)譲ってもらえるかは分からないけど」と自分から声を掛けることに一定程度賛成する意見も。

また、「私はこのマークは付けなかった。席があれば座るし、なければ立っている。甘えるつもりはない」「私は妊娠してから産休に入るまで席を譲られたのは1度だけ。しかも、すぐ降りるからって丁寧にお断りした。長く乗るわけじゃないし立っていても大丈夫だった。もし、疲れているのならマタニティマークを目立つところに付けておくようにしてもいいかも。みんなが気を遣ってくれることにあまり期待しない方がいい」「私もこのマークは付けなかった。おなかが大きくなってきたらしょっちゅう席を譲ってもらった。杖をついたお年寄りから譲られたこともあった。でも、体調がいい時は座らなかった。みんなだって仕事で疲れているんだし」「私は自分が妊娠中にはあまり席を譲られなかった。身長が高いし、おなかが目立たなかったからかも。でも出産後、マタニティマークを付けている人を見たら譲るようにしてる。彼女たちに気を遣ってあげたいし、幸せになってほしいから」といったコメントも見られた。

このほか、「悪いやつはこのマークを付けている人を狙ってぶつかってくることもある」「このマークは付けない方がいい。妊婦を狙って悪さする輩もいるから」といった声も散見された。(翻訳・編集/北田

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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