2025北京文化フォーラムが9月23日、北京で開幕しました。テーマは「文化と科学技術の融合発展」です。58の国と地域から800人以上のゲストが出席し、中国共産党中央宣伝部の李書磊部長が基調演説を行いました。

国内外のゲストは、現在、新たな科学技術革命と産業構造転換の深化が文化と科学技術の深い融合を促しているとして、これは文化の創造内容と発信手段などにおける変革を促進し、文化革新の幅と深さを高めるのに寄与しているとの考えを示しました。

また、文化と科学技術の融合発展の方向を把握し、価値主導、ニーズ主導、長期的視点を堅持しながら、科学技術を常に文化の継承と革新、精神的・文化的生活に役立てるべきだとしています。新たな技術と新たな手段を生かし、文化遺産を保護し継承する力と水準を高めることによって、歴史的文脈の継続的な継承をより良く支援していく必要があると指摘しました。文化の創造・生産・発信力を全面的に強化し、文化作品のデジタル化の基盤整備に力を入れることを通じて、文化作品のデジタル化を絶えず拡大しなければならないと強調しました。さらに、文明の交流・相互学習の促進、より多くのオンライン文化交流共有プラットフォームの構築に力を入れ、国内外の人々が互いの優れた文化をより深く理解し、より豊かに享受し合うことを通じて、文化と科学技術革新が人類により多くの幸福をもたらすようにしなければならないと示しました。（提供/CRI）