中国工業情報化部が公表したデータによりますと、今年1月から10月にかけて、インターネット関連企業の収入の増加速度が明らかに加速しており、利益総額の増加幅は2桁を維持し、業界全体が成長を加速していることがわかりました。

10月現在、中国全国で統計指標づくりの対象となる年間売上高2000万元（約4億1400万円）以上の「規模以上インターネット企業と関連サービス企業」が達成したインターネット事業収入は前年同期比5．9％増の1兆4039億元（約29兆600億円）で、利益総額は1074億元（約2兆2200億円）と、前年同期より10％増加したということです。

中国インターネット協会の戴煒事務次長は、「営業利益の持続的な増加により、インターネット企業はさらに豊富な資金を人工知能や新エネルギー、インテリジェント・コネクテッド・ビークルなどの最先端科学技術や実体経済分野に投入していくだろう。それにより、中国の実体経済の質の高い発展をリードしていくことになる」と述べました。

また、生活関連サービスの提供を主とするプラットフォーム企業の1～10月のインターネット事業収入は前年同期比19．2％増加し、主にインターネット販売サービスを提供する企業のインターネット事業収入は前年同期比33．5％増加したということです。（提供/CRI）