習近平国家主席は3日午後、ドイツのショルツ首相とビデオ会談を行いました。

習主席はその際、「中独協力は開放的で実務的であり、また絶えず充実し発展している。現在、中国とドイツの貿易は着実に成長し、双方向の投資意欲は高まり、両国の協力はより着実で、より活力に富んだものになってきている。第6回中国国際輸入博覧会には130社以上のドイツ企業が参加するが、これはドイツ企業が中国の発展に投じた信任票である。ドイツが中国企業のドイツへの協力に対しても高い水準で双方向の開放性を堅持することを希望する」と述べました。

習主席はまた「中国とドイツはいずれも責任ある大国であり、国際秩序と多国間主義を守り、手を携えてグローバルな課題に取り組んでいかねばならない。ドイツが、EUが市場化と公正の原則を守るよう積極的に働きかけ、中国と協力して公正な市場競争と自由貿易を守り、世界の産業チェーンとサプライチェーンの安定を維持することを望む」と強調しました。

ショルツ首相は、「独中関係はドイツにとって非常に重要である。ドイツは両国間の良好な関係を継続し、引き続きさまざまな分野での協力を深め、ドイツ企業が中国でより大きな成功を収めることを望んでいる。ドイツは欧州と中国の関係が前向きに発展するよう推進していきたい」と述べました。（提供/CRI）