中国の習近平国家主席は20日午前、中国南東部にある浙江省金華市を訪れ、同市に位置する義烏市後宅街道李祖村や義烏国際商業貿易城などで、地元の状況に適した措置による特色ある産業の発展や農村振興の後押し、貿易の発展、質の高い発展の推進状況を視察しました。

李祖村には333世帯の706人が住んでおり、ここ数年、同村は「農村振興」戦略を実施し、「千の村が模範に、万の村が整理整頓という「千万プロジェクト」を絶えず深化させ、インフラに関する整備のレベルを絶えず高め、農民の創業を持続的に推進し、各種の創業主体52社を導入し、村民1人当たりに月間2500元（約5万800円）の増収をもたらし、年間観光客数は延べ20万人を超えています。

義烏国際商業貿易城は「世界最大の小商品卸売市場」として国内外で有名です。現在の営業面積は640万平方メートル余りで、26ジャンルの210万品目が扱われており、210万社の中小・零細企業の発展をけん引し、3200万人の雇用を創出しています。義烏市は世界233の国や地域と貿易往来を維持し、2022年の取引額は2000億元（4兆600億円）を突破しました。（提供/CRI）