上海市内で19日、第23回中国国際工業博覧会（工博会）が5日間の日程で始まりました。世界の30の国と地域の2800社以上が出展し、1000件近くの新製品や新技術が披露されます。

今回の工博会では、製造業の低炭素化発展やデジタル化モデルチェンジといった時代の新たな潮流をめぐって九つの専門展示エリアが設置されました。展示品は製造業関連の基礎素材、重要部品、先進的な製造設備及びソリューションなどの全産業チェーンにおける技術の成果を網羅しているとのことです。

科学技術イノベーションの展示エリアでは、中国内外の大学87校が815件のハイテクプロジェクトを出展し、航空、宇宙、航海などの分野の新技術・新製品が集中的に公開されます。

今回の工博会ではまた、中独貿易交流プラットフォームとしてドイツ館が初めて設置されました。同館ではドイツの製造業分野の先進技術と良質な製品が展示され、両国の製造業分野の協力交流、産業の革新的発展を推進します。（提供/CRI）