中国山東省で「UFO」目撃情報相次ぐ、ミサイル迎撃実験の可能性も―中国メディア

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14日、山東商報は、山東省各地の上空で正体不明の飛行物体が複数のネットユーザーによって目撃され、「UFO」ではないかと議論を呼んだと報じた。

2023年9月14日、山東商報は、山東省各地の上空で正体不明の飛行物体が複数のネットユーザーによって目撃され、「UFO」ではないかと議論を呼んだと報じた。

記事は、山東省在住のネットユーザーが現地時間13日午後8時過ぎ、撮影したばかりの正体不明の飛行物体映像をネット上に掲載したと紹介。このユーザーが「漆黒だった空に少しずつ2つの明るい点が出現し、どんどん大きくなっていった。点はやがて懐中電灯のように下向きに光線を放った後、ミスト状に姿を変え数秒の間で夜空に消えていった」と説明したことを伝えた。

また、このユーザー以外にも同省内では同じタイミングで正体不明の飛行物体を目撃した人が相次ぎ、ネット上に同じような画像や映像が多く出現したと紹介している。

その上で、天体物理博士の劉博洋(リウ・ボーヤン)氏が14日に「ネットユーザーが目撃したという2つの円すい形発光物体は、ロケットエンジンが大気圏外で噴出した水蒸気が結晶化し、これに光が反射したものである」と解説したことを伝えた。

そして、劉氏の説明によると、抵抗力がない上空ではロケットから噴射された水蒸気が急速に広範囲に拡散すること、そして高度が非常に高いことから幅広い範囲で現象が確認されたとしたほか、発光物体が2つ見えたことについては「ミサイル迎撃試験の際に、攻撃用ミサイルと迎撃用ミサイルが1発ずつ発射されたことによるもの」と推測しつつ、軍事機密に関わることであり、具体的な内容については把握できないと紹介。劉氏が「これはミサイルを発射するたびに形成されるロケット雲であり、これを市民がUFOと認識するのもいつものことだ」語ったことを伝えている。(翻訳・編集/川尻

※記事中の中国をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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