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10日、中国の著名経済学者・茅于軾氏は、9日、農産物の安全に関するフォーラムにおいて、「わが国では面積あたりの化学肥料使用量が世界最大。土壌をひどく汚染している」と述べた。資料写真。
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2013年11月10日、中国の著名経済学者・茅于軾(マオ・ユーシー)氏は、9日、農産物の安全に関するフォーラムにおいて、「わが国では面積あたりの化学肥料使用量が世界最大。土壌をひどく汚染している」と述べた。京華時報が伝えた。
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同フォーラムで配布された資料によれば、中国では慢性病を患う人が毎年300万人以上のペースで増え続けている。一部の専門家は、主な原因は食品の安全にあると考えている。中国は地球全体で7%の農地を有するにすぎないが、化学肥料と農薬の使用量は全世界の35%をも占めている。茅氏は、農薬、化学肥料の過剰投与と土壌汚染をもたらす現行の農業をやめ、自然にやさしく持続可能なエコ農業をめざさなければいけないと述べた。
茅氏はさらに、エコロジカルな農業が発展すれば食品の安全問題が改善できるとし、そのためには同時にさまざまな手段を講じて食品の安全に対する信用を確立せねばならないと主張。無農薬や有機野菜などは見た目では区別できないため、食への信用を確立しなければエコ農業も発展しないと語った。(翻訳・編集/YM)
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