これは珍しい、夫婦が同姓同名!通名を工夫して社会生活もスムーズ―重慶市

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28日、学生時代のクラスや職場に同姓同名の人がいたという例は珍しくないが、夫婦が同姓同名というのはめったにない。結婚21年目になるという同姓同名の中国人夫婦に話を聞いた。写真は「姓の由来」を中に収めた小袋。

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2013年9月28日、学生時代のクラスや職場に同姓同名の人がいたという例は珍しくないが、夫婦が同姓同名というのはめったにない。結婚21年目になるという同姓同名の中国人夫婦に話を聞き、中国網が伝えた。

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日本では婚姻届を提出する際、どちらか一方の姓に統一しなければならないが、中国では結婚後も夫婦は別姓のまま。そのため、夫婦が同姓同名であるというのは非常に珍しい。重慶市北碚区に住む陳斌(チェン・ビン)さん夫妻は共に1967年生まれで今年46歳。結婚21年目を迎える2人が知り合ったのは高校時代で、夫の陳斌さんが後の妻となる陳斌さんのクラスに編入してきたのがきっかけだった。

高校卒業後も連絡を取り合い続けた2人は1992年に結婚。しかし、夫婦が同姓同名であるため、職場の同僚からの電話を取り次ぐ際もどちらにかかってきたのか分かりづらいため、1つの妙案を考え付いた。夫の陳斌さんを「男斌(男性の斌さん)」「公斌(オスの斌さん)」と呼び、妻の陳斌さんを「女斌(女性の斌さん)」「母斌(メスの斌さん)」と呼ぶことにしたのだ。この呼び方は同僚たちからも好評で、今ではすっかり定着している。

夫婦が同姓同名であるために発生した珍エピソードは数多いが、それが平凡な日常生活に限りない喜びを添えてくれるとして、2人はこれからもこの名前を変えるつもりはないという。中国における同姓同名の夫婦は数が少なく、近年メディアに報道された例ではわずか3組しかない。(翻訳・編集/碧海)



   

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