2013年9月20日、法制晩報は記事「中国の“最も寒い”中秋節、高級レストランの予約は6割減」を掲載した。

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19日は中国の祝日・中秋節。家族が集まって食事し、また仕事仲間などに月餅を送り合うなどの風習がある。しかし近年では超高級月餅や月餅とセットになった高級酒、プリペイドカードなどの贈答がいわば付け届けとしての役割を果たしているとして批判されてきた。

習近平政権が反汚職、反浪費、反奢侈を進めるなか、中国共産党中央紀律委員会は5回にわたり公費での飲食禁止、月餅などの贈答品禁止を通達してきた。この通達が中秋節商戦を直撃したという。

業界関係者によると、月餅の販売量は前年比で20％以上という大きな落ち込みを記録したという。ある官僚は例年ならば20〜30箱の月餅が送られてきたが、今年は親族からもらった2箱だけと明かしている。

外食産業への影響も甚大だ。馬鞍山外食産業協会の陳志明（チェン・ジーミン）事務局長によると、ビジネス関連の宴会の予約は6割減。フカヒレや燕の巣などの高級食材の売れ行きは惨憺たるものだという。（翻訳・編集/KT）