中国の新たな宇宙計画が発表、初の「宇宙IoT」を構築へ―中国メディア

人民網日本語版    
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宇宙サミットフォーラムで発表された情報によると、中国は初の「宇宙IoT」システムを構築する予定で、その試験・実証衛星2基が年末に打ち上げられる。

衛星で構築する宇宙インターネットにより、いつでもどこでもネットワークに接続できるようになる。しかしすべての人やモノがインターネットにつながる「IoE」を実現するためには、それとは別にIoT(モノのインターネット)が必要だ。宇宙サミットフォーラムで発表された情報によると、中国は初の「宇宙IoT」システムを構築する予定で、その試験・実証衛星2基が年末に打ち上げられる。中央テレビ網が伝えた。

中国初の宇宙IoTは「行雲プロジェクト」と名付けられた。低軌道通信小型衛星80基によるネットワークを構築し、通信衛星の「世界をカバーし、通信距離が長く、通信容量が大きく、低コスト」といった長所を発揮する。世界中の各種情報ノードをセンサーなどのスマート端末と効果的に結びつけ、世界をカバーするIoT情報システムを形成する。

宇宙IoTは、地上の電波が届かないエリアにおいて、地上IoTを力強く補助する。コンテナ遠洋輸送のほか、海洋島嶼通信、石油・電力監督管理、農機データ収集・伝送、建機情報伝送など数多くの業界・分野で応用できる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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