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香港中文大学は連日「火事場」「戦場」と成り果てた。
香港中文大学は連日「火事場」「戦場」と成り果てた。一部の学生を含む黒衣の暴徒達が長い間キャンパスを攻め落とし続け、あちこちで放火し、狂ったように破壊し、橋を占拠して交通の要路に物を投擲し、警察に向けて火炎瓶を投げつけ、弓矢を持って警察と対峙した。法律のレッドラインを越えた行為は香港の他の大学でも繰り広げられた。本来は美しく静かだったキャンパスは、しばらくの間あちこちで煙が上がり、混乱に包まれた。新華社が伝えた。
「未来を支える人材を育成する場所である高等教育機関が、なぜ『武器工場』に変わったのか?」。これは香港警察当局の詰問であり、香港の前途命運に関心を持っている人々の胸中の問いでもある。真理を追究し、善悪を判断することは、大学生が備えるべき基本的資質である。東洋であれ西洋であれ、古代であれ現代であれ、社会が大学に期待するものは知識の継承と文明の継続であり、法治を踏みにじり、殴打・破壊・略奪・放火し、あちこちで暴力をはたらくテロ行為では絶対にない。
大学のキャンパスは講義をして、人を育てる場所であり、暴徒や犯罪者を庇護する場所ではない。長い間、香港と中国大陸部外の反対勢力は腐心して大学キャンパスに悪の手を差し伸ばし、様々な強弁・邪説を用いて学生達を洗脳してきた。「反中・香港攪乱」がその核心的狙いだ。条例改正案をめぐる「風波」以来、反対派は絶えずデマを飛ばして騒ぎを引き起こし、全力を尽くして特区政府と警察側のイメージを悪くするとともに、様々な弁解をして暴力行為を美化してきた。大学キャンパスは暴力の「甚大被災地」となり、一部の学生は反対派に操られて表舞台で突進する駒となった。
警察側を強く非難するよう学長に強要し、「警察に性的暴行をされた」と詐称し、政治的意見の異なる教員や学生を袋叩きにし、キャンパス内で公然と暴徒の訓練をする……故意に法律を犯し、他者の合法的権利を侵害する様々な悪行が香港の大学キャンパス内で起きていることに、人々は激しく怒り、痛惜し、香港の教育を憂慮している。
香港でこのような混乱が続いていっては決してならない。香港のキャンパスは過去も法の適用外の地ではなかったし、今後も法の適用外の地となることは不可能だ。全ての違法な暴徒は、どの場所に身を置こうとも、どんな身分であろうとも、必ず法の制裁を受ける。我々は香港の大学と学長らが暴力と混乱の制止、秩序の回復という共同責任をしっかりと負い、警察側の厳正な法執行を積極的に支持し、早急にキャンパスの秩序を回復し、若い学生らのために静かな教室を取り戻し、平穏なキャンパスを取り戻すことを望む。(編集NA)