新しい国語辞典に「CPI」「PM2.5」などの外来語が多数収録=社会情勢を反映して―中国

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21日、中国では急速に外来語が普及している。社会の急速な変化に伴い、雨後の筍のように登場する新語に戸惑いを覚える人も少なくない。こうした傾向に伴い、まもなく出版される国語辞典には、新しい外来語が多く収録される予定だ。写真は現代漢語辞典(第5版)。

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2012年6月21日、中国では急速に外来語が普及している。社会の急速な変化に伴い、雨後の筍のように登場する新語に戸惑いを覚える人も少なくない。こうした傾向に伴い、まもなく出版される国語辞典には、新しい外来語が多く収録される予定だ。中国国営・新華社の報道。

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20日、「外国語・中国語翻訳規範部連合会議専門家委員会」が成立した。中国国家語言文字工作委員会、中国共産党中央編訳局、中国外交部、中国民政部、国内メディアを統括する国家広播電影電視総局、新聞出版総署、国営通信社・新華社などで構成される。新しく誕生した外来語に適切な中国語の訳語をあてたり、既存の外来語に統一した訳語をあてたりする。

このような動きのもと、出版間近の「現代漢語辞典」第6版には、一般市民の生活に深く関連した外来語239語が収録される。新しい辞書を見れば、例えば「戛納(ジアナー/フランスの都市・カンヌのこと)」という単語はどう読むのだろうか?特急列車の「T52号」は「ティー52号」と読むのか「特52号」と読むのか、などがわかる。「CPI(消費者物価指数)」、「PM2.5(ぜんそくや気管支炎の原因になる2.5マイクロメートル以下の超微粒子)」などの単語を収録している点は、中国経済や環境問題などを如実に反映していて興味深い。(翻訳・編集/愛玉)



   

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