あの超大規模レジャー施設が閉鎖、経営に問題か―広東省広州市

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10日、95年にオープンし、かつて広州市観光業界に一時代を築いた総合レジャー施設「世界大観」が無期限営業停止になったと報じた。写真は同施設の中国アクロバット公演。

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2009年8月10日、広州日報は、95年にオープンし、かつて広州市観光業界に一時代を築いた総合レジャー施設「世界大観」が無期限営業停止になったと報じた。現在、1、2名の警備員が入場しようとする観光客を制止しているという。

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世界大観は48万平方メートルの敷地面積を誇り、100名以上の著名な建築彫刻や造園が実物大で模造されたことで話題を呼んだ、舞台演出と娯楽施設を主とした大型総合観光スポットだった。1500億元(約2兆1300億円)かけて2500のテーマパークが建設されたが、その70%が赤字だったという。

同レジャー施設は開業1年後の96年には最盛期を迎え、入場者は月平均10万人を超えていた。だが翌97年には下り坂になり、すべての公演を取り消し、債務の泥沼に陥った。05年ごろから債権者の関係者に20数名の警備員が襲われ重傷を負う事件などが発生、今年に入ってからは施設内変圧器室に爆弾が仕掛けられる事件も発生していた。

しかしながら、中国全土でみると、レジャー観光業の潜在的需要は大きく、米国のあるマーケットリサーチによると、将来25〜30年以内に10か所以上のディズニーランド級の大規模施設の営業が可能になるとみられている。(翻訳・編集/津野尾)



   

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