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22日、中国は都市化が進んでいるが、中国の都市は規模ばかり大きくなり、魅力に乏しいという。写真はバンクーバー郊外。
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2009年6月22日、中国社会科学院の公表した「都市白書」によると、08年末までに中国の都市化率は45.7%に達し、都市人口は6億人へ、人口100万人を超える大都市は118都市、超大型都市は39都市に上ることがわかった。光明日報の報道。
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しかし、チューリヒやバンクーバー、ウィーンといった先進諸国の中規模都市の方が、知名度や住環境指数などはかえって高く、住人の満足度も高い。その理由は、独自の文化や歴史など個性や魅力に富むことにあるという。
中国の都市群は、規模の大小にばかり目が行っている。「国際化」や「発展」との名目のもと、交通環境や住環境は著しく悪化し、大気汚染や貧富の格差も深刻さを増し、いわば「建設的破壊」が続けられてきた。その結果、これまでそれぞれの都市が持っていた歴史や文化、個性が失われ、魅力に乏しくなっているのが中国の都市の現状だと、記事は指摘している。(翻訳・編集/岡田)
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