<続報>炭鉱のガス突出事故、原因は規定使用量超す火薬への引火―重慶市

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5月30日、重慶市で発生した大規模なガス突出事故について、中国国家安全生産監督管理総局は「初動捜査の結果、事故原因は違法な操業内容によるもの」と発表した。写真は事故現場。

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2009年6月1日、重慶市で先月30日に発生した大規模なガス突出事故について、中国国家安全生産監督管理総局は「初動捜査の結果、事故原因は違法な操業内容によるもの」と発表した。中国新聞社の報道。

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先月30日午前11時ごろ(現地時間=以下同)、重慶市の松藻煤電公司同華炭坑でガス突出事故が発生、30人が死亡、77人が負傷した。事故発生当時、炭坑内には131人の作業員がおり、うち33人が現場に取り残された。救援作業は同日午後9時まで行われたが、30人の命が犠牲になった。また、負傷者のうち3人が重体とも伝えられている。翌31日には、国家安全生産監督管理総局(国家安監総局)などからなる事故調査チームが組まれ、原因究明に乗り出した。国家安監総局によると、事故による直接的経済損失は5000万元(約6億9500万円)にのぼるという。

事故現場となった炭鉱は現在建設途中で、仕掛けた火薬が大量のガスに引火したため大惨事となった。事故原因は火薬使用量など多数の項目で安全規定に違反した建設作業にあるものとみられている。事件に絡み、同炭鉱長・易政(イー・ジョン)、主任技師・陳有明(チェン・ヨウミン)、施工会社のプロジェクト責任者・劉強(リウ・チアン)の3人が拘束された。ほかに2人が停職処分となり、事情聴取を受けている。(翻訳・編集/愛玉)



   

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