オリンピックに備え、警備会社約100社が一斉訓練―北京市

2007年7月24日、北京市内の警備会社およそ100社が一堂に会する警備員講習会が開かれた。来年のオリンピックに向け、日常の警備からトラブル発生現場を想定した訓練まで、100名の警備員がデモンストレーションを披露、臨場感溢れる講習内容となった。

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現在、市内には12万人の警備員がいるが、オリンピック期間中はさらに人手が必要となる。これまでは北京市警察傘下の警備会社が一元管理してきたが、民営の警備会社が増え、警備内容や質にばらつきが出てきた。そのため昨年から加盟企業にのみ警備業を許可する制度を導入した。今回の講習はこの全加盟企業92社を対象とした。

ちなみにオリンピックの警備員の条件は、身長175cm以上、高卒以上の学歴と政治・思想審査に合格しなければならない。（翻訳・編集/WF）