2014年12月26日、韓国サムスン電子がドイツの家電店に展示していた自社製洗濯機をライバル会社の韓国LG電子の趙成珍（チョ・ソンジン）社長に壊されたとして告訴した問題で、ソウル地方検察庁は社長の出国を禁止した。新浪が伝えた。

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韓国・聯合ニュースによると、ソウル地検は同日、LG電子本社を家宅捜索し、パソコンや資料を押収した。趙社長は検察の事情聴取に対し、来年1月に米ラスベガスで開かれる家電見本市に出席する意向を示している。LG電子は同日発表した声明で「取り調べは遺憾だ」と表明した。

サムスン電子によると、趙社長は今年9月、ベルリンの家電量販店で、店頭に展示されていたサムスン電子製の洗濯機を故意に壊したとみられる。趙社長とLG電子は「製品を試してみただけだ」と否定している。（翻訳・編集/AA）