2014年12月25日、人気女性歌手のフェイ・ウォン（王菲）にCM契約の手数料の未払いがあったとして、裁判所に提訴される騒動が発生した。人民網が伝えた。

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向氏と名乗る男性が北京市の朝陽区人民法院に提訴した。訴えの内容によると、同氏は09年3月、中国の大手ブランドによる2つのスキンケアシリーズでフェイ・ウォンをイメージキャラクターに起用するための仲介役を務めた。契約成立後、約束していた120万元（約2330万円）の手数料のうち、支払われたのは85万元（約1650万円）のみ。2回目の契約では、申し合わせた150万元（約2900万円）のうち7万元（約140万円）しか支払いに同意せず、しかも未払いの状態が続いているという。

このほど朝陽区人民法院で証拠調べが行われたが、フェイ・ウォン本人は欠席。なお、原告の向氏は未払い金と賠償金を合わせて335万元（約6500万円）の支払いを要求している。「フェイ・ウォンが契約金を独り占めした」として、中国メディアが大きく報道しており、裁判の行方が注目されている。（翻訳・編集/Mathilda）