中国人民解放軍の権力変動=「東北軍」「西北軍」の力弱まり「南京軍」が台頭―香港紙

Record China    2014年12月27日(土) 17時36分

拡大

24日、香港紙・明報は記事「徐才厚、郭伯雄派を洗い流す!南京閥が台頭」を掲載した。人民解放軍の権力変動が起きている。習近平総書記は子飼いの「南京軍」を引き上げている。写真は中国人民解放軍。

(1 / 3 枚)

2014年12月24日、香港紙・明報は記事「徐才厚、郭伯雄派を洗い流す!南京閥が台頭」を掲載した。

その他の写真

習近平(シー・ジンピン)総書記の反汚職キャンペーンは官僚だけではなく、人民解放軍にも大きな影響を与えている。元中央軍事委員会副主席、すなわち制服組トップを努めた徐才厚(シュー・ツァイホウ)氏は取り調べを受けていることが公表された。同じく元副主席の郭伯雄氏にも取り調べの手は伸びているという。

毛沢東は「政権は銃口から生まれる」との言葉を残した。『毛沢東語録』を頻繁に引用する習総書記もこの点はよく分かっているはずだ。軍高官の大半は徐才厚の「東北軍」、郭伯雄氏の「西北軍」の二大派閥が大勢を占めてきた。習総書記は新たに子飼いの「南京軍」を引き上げている。習総書記はかつて福建省、浙江省、上海市など地方で経験を積んだが、これらの地域は南京軍区に属している。総書記と個人的なパイプを持つ「南京軍」派閥は影響力を強め、「東北軍」「西北軍」に代わるポジションを得ている。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携