中国の大学、クリスマスイブに学生ら外出禁止令、全校でプロパガンダ映像観賞、「西洋文化の拡張に抵抗」標語掲げる―中国紙

Record China    2014年12月25日(木) 17時8分

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25日、中国陝西省の地元紙・華商報によると、同省西安市の西北大学現代学院が、学生らに対し、クリスマスイブの夜に校内からの外出禁止令を出し、物議を醸している。資料写真。

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2014年12月25日、中国陝西省の地元紙・華商報によると、同省西安市の西北大学現代学院が、学生らに対し、クリスマスイブの夜に校内からの外出禁止令を出し、物議を醸している。

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中国版ツイッター・微博の投稿によると、学校側はイブの夜に全学生を集め、中国の伝統文化を紹介する映像を視聴させた。また校内には「西洋文化の拡張に抵抗」「中華民族の伝統文化を断固守る」などのスローガンを掲げたという。

ある学生は「ほかの学校の学生は街に繰り出して楽しんでいるのに、自分たちはなぜ校内でプロパガンダ映像を見なきゃいけないの」と不満を書き込んだ。

学校側は微博の公式アカウントで、「祖国の伝統的な祝祭日を発揚すべきだ」などとコメントしている。

インターネット上には、賛否の声が寄せられている。

「外出禁止に賛成。両親が苦労してためたお金は彼らに勉強してもらうため。西洋のイベントに熱狂するためじゃない。強く支持する」

「在学中は学校が決めたルールに従うのが当然でしょ」

「たかが記念日じゃないか。正面から向き合おうとしないこの学校はどうかしてるよ」

「もう慣れちゃったけど、大学生にもなってお決まりの映像を見せられるのは気がめいる」

「日本人はずいぶん前からクリスマスを受け入れているが、伝統文化を失ったなんて聞かないな。それに比べ中国ときたら…」(翻訳・編集/NY)

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