<2014年スポーツ総決算(18)>ほかにもいろいろあった仁川アジア大会=「弁当からサルモネラ菌」「奇妙な卓球台」「犠牲者は出なかった」

Record China    2014年12月31日(水) 21時58分

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2014年はソチ五輪、ブラジルW杯、仁川アジア大会など、多くの国際的なスポーツ大会が注目された年だった。その中から、日本、中国、韓国に関わる出来事を振り返る。最後の18件目は、仁川アジア大会で起きたその他の出来事のまとめ。

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2014年はソチ五輪、ブラジルW杯、仁川アジア大会など、多くの国際的なスポーツ大会が注目された年だった。その中から、日本、中国、韓国に関わる出来事を振り返る。最後の18件目は、仁川アジア大会で起きたその他の出来事のまとめ。

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■弁当からサルモネラ菌

9月21日、組織委員会は、選手に支給された弁当の一部からサルモネラ菌が検出されたため、弁当をすべて廃棄処分したと明らかにした。

■音楽で妨害?

馬術競技で、韓国が音楽で他国選手を妨害したのではとの指摘が出た。ある中国人審判は、「日本人選手に対して音楽での妨害がよく行われている。馬は周りの環境に敏感。音は馬の演技に影響を及ぼす」と指摘。また、中国チームの関係者からは、韓国選手に有利な採点がなされているとの指摘も出た。

■スタッフの賭博

ビーチバレー会場でボランティアスタッフがカード賭博を、カバディ会場では運営スタッフが賭場を開いていたことが判明。大会組織委員会は当該スタッフを解雇したことを発表し謝罪した。

■チケットを持っていたのにつまみ出される

大会を取材していた中国人記者は、大会組織委員会から購入したチケットで会場に入ったが、しばらくして係員に追い出されたという。同記者は「理由は私のチケットの有効性が確認できていないということだったようだ。だが、彼らは大声で怒鳴るばかりで、合理的な理由を説明しなかった。私はこれまでに国際大会を何度も取材してきたが、これが最悪の体験だ」と語ったという。

■選手村の食事に不満の声

今大会では提供された食事に肉が少なかったことで、選手から不満の声があがった。ある選手は「毎日キムチで、舌がおかしくなりそう」と語り、また別の選手は「種類は多いように見えるけど、半分は漬け物だよ。肉なんてほとんど見当たらない」と漏らしたという。

■小さ過ぎるベッド

選手や各国のメディアに提供されたベッドは、統一規格で長さ190センチメートル、幅130センチメートル。大柄な記者やバスケットボールやバレーボールの選手たちからは不満が噴出。中国のバスケットボール選手たちは寝袋で寝ていたという。

福原愛と奇妙な卓球

9月29日に行われた卓球女子団体の準決勝の日本対シンガポール戦の初戦、日本の福原愛の前に、斜めに傾き、ネットの高さも均一ではない「史上最も奇妙な」卓球台が登場。福原とシンガポールの選手はジャージを着て、スタッフが台を調整するのを待たなければならなかった。

■「犠牲者は出なかった」

10月3日、騰訊体育によると、仁川アジア大会の大会組織委員会の広報担当者は「大きな事故や犠牲者は出なかったので、レベルの低い大会だとは思わない」と述べ、大会は成功したとの見方を示した。(編集/北田

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