南キ列島への軍施設建設、「日本メディアは尖閣から300キロの近さと強調するが、浙江省からわずか56キロ」―中国紙

Record China    2014年12月25日(木) 1時21分

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24日、中国浙江省温州市沖の南キ列島で中国軍が軍事基地の建設に着手した問題で、中国軍関係者は「日本メディアは尖閣諸島から300キロであることを強調する一方、浙江省からわずか30カイリ(約56キロ)であることを伏せている」と主張した。写真は南キ列島。

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2014年12月24日、環球時報(電子版)によると、中国浙江省温州市沖の南キ列島でこのほど、中国軍が軍事基地の建設に着手した問題で、中国軍関係者は「日本メディアは尖閣諸島(中国名・釣魚島)から300キロであることを強調する一方、浙江省からわずか30カイリ(約56キロ)であることを伏せている」と主張した。

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浙江省東部沿岸地域の軍関係者は22日、「南キ列島にはレーダー拠点を整備することは可能だが、固定翼の飛行機が離発着できる滑走路の建設は不可能だ」と指摘。理由として島が非常に陸地に近いこと、列島がほぼ山で離発着できるのはヘリコプターに限られることなどを挙げた。また、07年に島に上陸した際、「気象観測所があるのみで軍は駐留していなかった」と説明した。

また、中国海軍の軍事学術研究所の専門家は「日本が中国を侵略した当時、南キ列島は2度にわたって日本に占領された。今回の件で日本が敏感になっているのはそのせいもあるだろう」とみている。(翻訳・編集/AA)

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