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2014年はソチ五輪、ブラジルW杯、仁川アジア大会など、多くの国際的なスポーツ大会が注目された年だった。その中から、日本、中国、韓国に関わる出来事を振り返る。8件目はサッカーのブラジルワールドカップ(W杯)のアジア勢惨敗。資料写真。
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2014年はソチ五輪、ブラジルW杯、仁川アジア大会など、多くの国際的なスポーツ大会が注目された年だった。その中から、日本、中国、韓国に関わる出来事を振り返る。8件目はサッカーのブラジルワールドカップ(W杯)でのアジア勢惨敗。
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ブラジルW杯に出場した日本、韓国、イラン、豪州のアジア勢は、12戦で9敗3分けと1勝も挙げることができなかった。日本、韓国、イランは1分け2敗、豪州は3敗だった。特に、一部選手が優勝を目標に掲げた日本や、ベスト4を目標に掲げた韓国には、中国から失望と批判の声が上がった。
中国のサッカー専門紙・足球は6月29日付の記事で、日本と韓国について、「2002年をピークに12年間さまよい続け、曲がり角に差し掛かった状態だ」と指摘した。記事では日本について、「2010年の南アフリカW杯の決勝トーナメント1回戦でパラグアイ相手に惜敗したことで、『自分たちの実力は世界8強レベルだ』と錯覚した。ブラジルでの3試合では世界における立ち位置を見誤り、盲目的に楽観視していたことが原因だ」としている。
一方、韓国については「組み合わせに恵まれていただけに、敗退は意外だった」とした上で、「韓国の洪明甫(ホン・ミョンボ)監督は、自らが率いて銅メダルを獲得した2012年ロンドン五輪組や海外組を重用。国内リーグで高いパフォーマンスを見せていた選手やベテランをメンバーから外すなど、世代交代を急ぎ過ぎたことが敗退の原因」と分析した。
中国ネットユーザーからは「日本と韓国には正直、がっかりした」「なんて言うか、アジアの国は少しおごってるんじゃないか?日本にしろ、韓国にしろ」「日本、韓国、イラン、豪州、みんなGL最下位。(次回は)アジアの出場枠が減らされるだろう」といったコメントが多く寄せられた。一方で、「アジアの強国がW杯では全チームグループ最下位。中国の道のりは長過ぎる」「1回の失敗でアジアサッカーの力を疑うべきではない。スペインやイタリアも敗退したんだから」と擁護するコメントも寄せられた。(編集/北田)
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