水中に没した遺跡を探せ!海底に続き内陸でも、初の全国調査始まる―中国

Record China    2007年7月24日(火) 16時52分

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報道によると、中国国家文物局は中国の湖や河川に沈んでいる水中遺跡の調査に着手する。写真は今年、福建省の貯水池で見つかった明・清時代の墓。

2007年7月24日、報道によると、国家文物局は中国の湖や河川に埋没している水中遺跡の調査に着手する。先ごろ青島市で開かれた全国文物局の局長会議で決まった。すでに広東・海南・福建など沿海の各省で行われている「海底文化財調査」に続き、内陸部でも調査を始めることになった。

中国の河川の総延長は12万3000km、天然の湖沼が2万以上あり、その下には数多くの遺跡や文化財が眠っていると見られる。調査には海軍、資源探査、科学技術など各分野に協力を呼びかけ、遺跡の位置を特定し、保護区を設定する。その後、遺跡の具体的な保護対策に取り組む。

以前から数多くの水中遺跡の存在が確認されているが、長らく盗掘や略奪を野放しにしてきた経緯がある。すでに待ったなしとの専門家の指摘もあり、今回の調査で本腰を入れた取り組みが求められる。(翻訳・編集/WF)

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