胡錦濤前主席の側近失脚のニュースに、中国ネットユーザーは冷静な反応「習さんはまだ権力闘争しているのか…」

Record China    2014年12月23日(火) 13時28分

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22日、新華社は、胡錦濤前主席側近の令計画氏に「重大な規律違反の疑いがある」として中央規律検査委員会が調査を開始したことを伝えた。このニュースに対して中国のネットユーザーからは、権力闘争であることを見透かすコメントが多く寄せられた。写真は天安門。

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2014年12月22日、新華社は、人民政治協商会議副主席で党統一戦線部長も兼任している令計画氏について、「重大な規律違反の疑いがある」として中央規律検査委員会が調査を開始したことを伝えた。令計画氏は、胡錦濤前国家主席の側近として知られている。

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このニュースについて環球時報は、「中国のインターネット上は歓喜に沸いた」と伝えたが、本当のところはどうなのであろうか?中国の掲示板サイトに、令計画氏の失脚について討論するスレッドが立ち、さまざまなコメントが寄せられた。以下はその一部。

「いま政権を握っている人たちは実際にはみんなトラだよ。勝てば官軍ってやつさ」(トラもハエも一緒に叩くという習近平主席の反腐敗キャンペーンをやゆしている)

「トラを1匹倒した時、みんなこれで安心だと思った。でもまたトラを倒し、さらにまたトラを倒す…いったい何匹トラがいるんだよ」

「また面白い遊びが始まったな」

「自分と意見の異なる人物を排除しただけだろ」

「この反腐敗キャンペーンは権力闘争だからね。それにしても習さんは主席になって2年になるのに、まだ権力闘争しているのかよ」

「こんなことを続けて、誰か窮鼠(きゅうそ)猫をかむようなことにならないだろうか。平和を祈るのみだ」

「中国に腐敗のない所がどこにあるんだ?調査される人は運が悪いだけのこと。大切なのは能力があって仕事をきちんとできるかどうかだ。規律違反をしていない人なんて誰もいないよ」(翻訳・編集/山中)

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