中国スマホメーカーがソニーグループを超えた!シャオミの企業評価額が450億ドルに―仏メディア

Record China    2014年12月25日(木) 21時50分

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22日、環球網によると、中国の低価格スマホメーカー・シャオミの評価額は450億ドルに達し、ソニーグループを超えた。写真はシャオミ本社。

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2014年12月21日、仏ラジオ・フランス・アンテルナショナルによると、中国の低価格スマホメーカー・小米科技(シャオミ)は10億ドル(約1201億円)を超える資金を新たに調達し、評価額は450億ドル(約5兆4054億円)となり、ソニーグループ(評価額、約2兆6929億円)を超えた。22日付で環球網が伝えた。

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2010年に創業されたシャオミは、低価格・多機能なスマートフォンで、現在中国で最も勢いがある。市場調査企業・Canalysの統計によると、2014年第2四半期、同社は出荷台数で初めてサムスン電子を抜いた。14年の販売台数は全世界で6000万台に達する見込みで、13年の販売台数1870万台を大きく上回る。

今回の資金調達は、投資ファンドのオールスターズ・インベストメント(All―Stars Investment)を中心に、ロシアのDSTグローバル、シンガポールの政府投資公社・GICなどが参加。アリババジャック・マー馬雲)会長が融資提供する雲鋒基金(Yunfeng Capital)も投資者の一人であるという。

インドでは先ごろ、シャオミの製品がスウェーデンエリクソン社の特許を侵害したとして、一時的に販売を停止するよう求める命令がニューデリーの高等裁判所から下されていた(現時点で禁止令は暫定的に撤回されている)。また、海外市場におけるシャオミブランドの知名度不足、データの安全性などの問題もあり、中国以外の市場でシェアを伸ばす見通しは必ずしも明るいとは言えない。(翻訳・編集/CM)

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