「史実の客観的な展示」か再評価の動きか?軍事博物館、林彪の写真を展示―中国

Record China    2007年7月24日(火) 12時37分

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北京市の中国軍事博物館で、16日から始まった展示の中で、林彪の写真が展示されていることが明らかとなった。再評価の動きを示すものとして注目されている。写真は毛沢東と林彪(写真右)の記念品。

2007年7月、北京市の中国軍事博物館で16日始まった展示「我々の軍は太陽に向かって進む―新中国成立以後の国防建設成果展」において、林彪の写真が展示されていることが明らかとなった。

林彪は日中戦争、国共内戦で活躍し、「十大元帥」にも列された著名な指導者。毛沢東の後継者として承認された後に失脚した。その後、毛沢東暗殺に失敗、ソ連への亡命中に飛行機が墜落し、死亡したとされている。死後、共産党の党籍が剥奪され、公式の場でその存在に触れられることはほとんどなかった。

軍事博物館での写真展示は林彪への再評価の動きを示すものとして注目されているが、博物館関係者は「従来同様、史実を客観的に展示しただけ」と話し、林彪への評価は以前から変わっていないと主張している。(翻訳・編集/KT)

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