世界軍需産業上位100社に中国ゼロ、データなく「何も分からない方が恐ろしい」の声も―中国ネット

Record China    2014年12月21日(日) 12時9分

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20日、中国の掲示板サイトにこのほど、「世界軍需産業上位100社に日本から4社、中国からはゼロ」とのスレッドが立った。世界第2位の軍事大国、中国のゼロは信頼できるデータがないためで、「何も分からないものの方が恐ろしい」との声もあった。資料写真。

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2014年12月20日、「世界軍需産業上位100社に日本から4社、中国からはゼロ」。中国の掲示板サイトに、こんなスレッドが立った。中国のネットユーザーは早速「日本の軍国主義者を見つけたぞ!」などのコメントを寄せたが、世界第2位の軍事大国、中国のゼロは信頼できるデータがないため。「何も分からないものの方が恐ろしい」との声もあった。

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スレ主は中国共産党中央委員会の機関紙「人民日報」系の「環球網」の記事を紹介。「スウェーデンのストックホルム国際平和研究所が15日に発表した、2013年世界武器取引規模上位100社の中に日本企業が4社含まれた。中国は含まれなかったが、それは軍需産業が弱いからではなく、信頼できる資料を提出していないからだ」と伝えた。

同研究所によると、100社の兵器売上高は前年比2%減の計4020億ドル(約47兆7000億円)。国・地域別では北米、西欧の企業の売上高が全体の84・2%を占めるが、前年比で1・1ポイント減った。アフガニスタンなどでの軍事作戦縮小が影響したとみられる。

ランク入りした日本企業4社は、三菱重工業(27位)、三菱電機(68位)、川崎重工業(75位)、NEC(93位)。

これに対して中国のネットユーザーからは

「日本の軍国主義者を見つけたぞ!」

「中国人は平和を愛するから武器は売らないのさ」

「中国は日本よりずっと平和ということだ。米軍の保護があって憲法で戦争が禁止されている国が中国の軍需産業より上ということは、体制の問題に違いない!」

などの書き込みが相次いだ。

中には

「日本の軍需産業はそこらの国とは比べ物にならないほどすごいよ。戦争になったら、核兵器も含めて短時間で大量の武器を製造できる」

と警戒感をあらわにした意見も。

中国のゼロに関しては

「言うまでもなく、(中国は軍需産業に関する資料を出していないので)何も分からないものの方が恐ろしい」

「中国の(軍需産業)は政府がやっているんだから当然だ。日本の軍需産業が悪くはないというのも事実だ」

「こういうランキングには限界があるよね。中国のように販売量が秘密になっているところもあるし、日本の多くの軍需関連企業はわざと低い数字を出してくるし」

などの反応が集まった。(編集/KU)

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